またまた友人と入った居酒屋の「本日のおすすめ」に”日戻りカツオ”があったので、何をさておいて、注文した。
地元近海漁師がその日に一本釣りでつったカツオが午後3時に市場に揚げてくる。
日戻りカツオとは、それを店が仕入れ、早ければ午後5時の店の開店と同時に提供するのである。
つまりその日に釣って、その日に港に戻って競りにかけるカツオだから「日戻り」(だと思う。)
普通のカツオは船団で漁を行い、数日間分をまとめて港に水揚げする。当然それらのカツオは、冷凍である。
その日に釣られたカツオをその日に食べるのは、一般的食べられているカツオとは、まったく別物である。
つまり、その食感が違う。
一言で言えば、日戻りカツオの身は、餅のような食感である。魚であって魚でない。
この食感は、経験してもらわなければ、正確な表現はできない。
これまで、ずいぶんいろんな人に、この日戻りカツオを味わってもらった。
中には生の魚は苦手、という人も何人かいた。
けれどもそんな人ですら、「これはうまい!」という。
それくらい、普通の生魚とは違うのである。
機会があれば一度味わってもらいたい、カツオである。
農作業で疲れたからだを軽トラックで運ぶ。
途中で町内唯一のスーパーマーケットが、午後7時まで営業をしている。
作業で遅くなった時間に、スーパーに駆け込んで、ビールのつまみを物色した。
鮮魚のコーナーに、この時期、旬のきびなごがパックに入って、売られていた。
閉店間際にもかかわらず、赤札になっておらず、最初の値段のまま陳列されていたが、102円と値札の張られたパックを一つ買って帰った。
これだけでは、なんとも格好悪かったので、地元産のてんぷら(全国的にはさつま揚げといわれるもの)を一袋(125円)を買った。
家に帰って、初夏にもかかわらず炭を熾し、きびなごを焼いて食べた。
もちろん塩は、町内産の天日塩である。
焼きたてのきびなごはぷりぷりでシューシーで美味しかった。
想像であるが、都会の居酒屋でこの炭火焼のきびなごを、本日仕入れくらいの量注文したら、1000円以上するのではないかと思ってしまった。
まことに。自家製の炭で、近くで取れた小魚をあぶって食べるのは、最高の贅沢である。
3月に植えた葉タバコの花が、今満開である。
この前定植したのに、はやこの大きさである。本当に成長が早い。
葉タバコの花は、成長の目印である。そして、これ以上成長させないで、葉に養分を生かせ、実入りを大きくするために、咲いた花は全部切り取られる。葉タバコ農家はこれを「芯止め」という。
芯を止めて、これ以上の成長をさせないで、太らすのである。
人間で言えば、背が伸びるのを止めて、肥満にさせるということである。
やたらと背が高くて実のない細い葉より、しっかりと実が詰まったどっしりした葉のほうが、いいということであるから、人間も同じかもしれない。
ダイエット、痩身などといいながら、中身のない人間になるより、多少ずんぐりむっくりでも、中身のある人間のほうが、いいということである。
近所の人から”噂の”宮崎の「完熟マンゴー」を箱入りで貰った。
東国原知事の影響で、完熟マンゴー1個2万円というニュースを見たが、まさかこのマンゴーはそんなにしないだろーと、無理に思った。(もし2万円もしていたら、恐いから・・・)
息子の学校の友達が沖縄の子で、以前そこから10個以上のマンゴーをいただいた。
完形のマンゴーの皮をはいで食べた経験はそのときが初めてで、そのときの感動を覚えていたので、なかなか今回もらったマンゴー食べることができなかったが、もともと完熟なので、平日は家にいない息子が帰ってきた日に、思い切って食べた。
うまかった。
甘かった。
それにさほど「松脂」の匂いがしなかった。(あの匂いはあの匂いで、結構癖になるのだけど・・・)
切り分けた一切れが、一体いくらになるのだろう・・・と、考えたら恐ろしくなるので、一気に食べてしまった。
今年の田づくりが本格的になってきて、忙しくなってきた。
それにあわせて最もトラクターが活躍する時期になった。
トラクターは高速で走れない。
高速で走る意味がない。
なぜなら、移動が目的ではなく、耕作が目的だから。
だからトラクターの時速は、とても遅い。
公道を走る時のトップスピードが15キロ/h弱
田を耕すときのスピードは、0.7キロ~1.3キロ/h(我家の今は)
1時間に700メートルから1300メートルしか進まない速度である。
おもちゃの車でも1時間もあればもっと距離を伸ばす。
見た目にはのんびりした作業風景だと思う。
でも、作業している身には、進行方向を見ながら、さらに後ろの耕起状況を見ながら結構忙しい。
油断していたら曲がってしまうし・・・
特に我家のような圃場整備されていない田んぼでは注意が必要だ。
それでも昔、牛で田起こしをしていた時代から言えば、天国のような作業である。
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